私の想い
今日は午後半して、彼が倒れた場所にきた。
私はここしか知らない。
ここが私のお墓の場所と決めて、何かあるとここに来るんだけど、人通りが多くて…ここに彼がいるとは思えない。
命日って何なんだろうかと思い、調べてみたら、
「命日は、故人のことを思い出して語り合いながら、故人を弔うための日」と書いてあった。
平日の喫茶店はお年寄りばかりでビックリ。
そこで、セカオワの新曲「イルミネーション」を初めて何度も何度も繰り返し聞いている。
涙が出てくる…私が聴くことで彼にも届いているといいな。
ここの喫茶店は、彼も利用していたので、もしかしたらどこかにいるんじゃないかって。
私は彼と共通の知人がいなかったので、彼が亡くなったあと、心が苦しいこの気持ちをどうしたらいいのかわからなかった。
彼の話を共有したい、お墓参りに行きたい…
彼からお友達や会社の人の話は聞いていたので、Facebookで探してみたり、探偵を雇って探してみるか…とか、頭がおかしくなりそうだったけど、何かやることがあると気が紛れるので、その時は必死だった。
彼から会社の人の名前は沢山聞いてたはずなのに、現実のショックで1人しか名前を思い出せず…カウンセラーにも相談し、会社に電話をかけることにした。
偶然にも彼と最後まで一緒にいた後輩と繋がることが出来た。
私があまりにも毎日泣いてばかりいたので、彼がご褒美として後輩くんと会わせてくれたんだと思う。
後輩くんも同じことを私に感じてたみたい。
後輩くんを通して彼に会うことが出来た…
だけど、後輩くんと会った日は彼がいない現実を突きつきられて、とても辛くなり、無性に彼に会いたくなる。
彼は会社でも頼りにされていたことがわかった。
彼の人柄の良さも。
彼は野菜が好きではなかったけど、私といる時は普通に食べていた。というか、私がほぼ食べてたのかも。
会社の人達とランチに行った時は、野菜を残していたらしく、上司から「野菜を残して。子供みたいだな」って言われてたらしい笑
私が知らない一面、もっとみたいな。
彼は喫茶店でずっと勉強をしている人だった。
長い時は3時間くらい。
もーなんで突然いなくなってしまったの?
ふと笑いながら、「遅くなってごめんよー」と出てきてくれるような…
ま、彼も突然でビックリしてるか…
彼の温もりは忘れられない。
私の猫っ毛の髪の毛をよく触ってくれた。
辛くて最近はあまり考えないようにしてたけど、今日はたくさん…
電車の時間に間に合わなくて彼と走った時、とても息が切れて辛そうだった…毎日の食事は仕事が遅くて、適当に済ませていた…ノロウイルスにかかったり、風邪をこじられて肺炎にもなった。
近くにいた私がもっともっと彼の体調に気を付けてあげるべきだった。
大丈夫?だなんて遠慮しないで、もっと本気で彼にぶつかればよかった。
今、彼のために私ができることは何だろうか。
今年の夏は暑くてこの場所に立ってるのが大変だったのに、もう冬だよ…
○○、会いたい。。会いたいです。。。