「鈴木家の嘘」という映画を観てきた。
長男の自殺で記憶を失った母親に家族が優しい嘘をつくという物語で、最後はその嘘も…
一緒に観た友達はどんな映画か知らなかっただけに泣いてしまったけど面白かったと話していた。
私は、人によって悲しみ方も違うんだなとか、大切な人を亡くした後はどうやって過ごしているのかなとか。
そんな見方をしていて、観た後は思っていたよりも重い気持ちになってしまったけど、今は、悲しみだけで終わりじゃないんだ、焦らずゆっくりと…
帰り道、友達が「トイレの我慢もギリギリ」と言ったのを聞いて、彼とよく話していた事をおもいだした。
私たちはどこへ行ってもギリギリで、電車やバスもギリギリ間に合う事が多くて。そういう時はだいたい彼が「ギリギリボーイズ、ギリギリガールズ」だねって私に。
2人にしかわからない楽しさや面白さがあるのに、もうそれを分かち合うことができないんだなって。また寂しくなったけど…2人だけにしかわからないことがあって良かったなって思うようになりたい。。