髪を乾かす時、ふと思い出した。

彼は1度も（私の前では）ドライヤーを使わなかった。洗い立てでも、「そのまま何もしなくてもすぐ乾いちゃうから～ドライヤーは使わないよ」と話してた笑

そういえば冬でも使ってなかったなーって。

寒くなかったのかな。

朝は寝癖がついてるので、髪をWAXでセットして出掛けてた。

私はそのWAXのいい香りと、鏡越しで彼がWAXを付けている姿が好きだったので、よくコソッと覗いてたなーって思い出した。

何気ないその彼の姿が忘れられない…

彼が「白髪が出てきたんだよね、抜いてくれる？」って言うのでよく見たら1本だけだったので、私は「抜くのは良くないしそんなに目立たないので大丈夫！」と返事したんだけど。

何気ない会話なんだけど…忘れたくない。

彼が亡くなって暫くは繰り返し写真や動画を見てたんだけど。今はそれが辛い。

また時期がきたら…きっと見たくなる日が来るのかもしれないので、そしたらその時に。

だけど、本当に彼はいないのかな？なんて思うことがある。きっと彼は私の人生そのものだったから…苦しいのは当たり前、仕方ないよね。

もしかしたら彼もブログ読んでる？

だとしたら、少し恥ずかしいかも笑